N.K.B COLUMN 0913

今から24年前の平成7年、大阪千日前の「プランタンなんば」。
ファッションに携わる初めての職場。

当時、自分が大阪難波で働くとは思ってもみなかったが、地元福井ではファッション業界の仕事を探すのが難しいと考えていた。
就職した職場は、社長と専務、後は自分を入れたスタッフが3人の小さな会社…でも今思えば、立派な企業だ。

現在「プランタンなんば」は閉店し、ビックカメラ難波店となっており、今回この記事を書く事により、当時の事柄を調べて見たところ、”心霊スポット”にキーワードが数多くヒットする。
検索してみると、死者118名・重軽傷者78名、日本のビル火災史上最悪の大惨事「千日デパート火災」があったらしく、現在でも心霊スポットとして有名であり、数多くの体験談が掲載。
当時の事を思い出しても全く記憶も経験もない。ある意味幸運(笑)

大阪千日前と言えば、大阪のミナミ。難波・道頓堀・千日前一帯は、昭和初期には多くの芝居小屋や劇場があり、芝居好きの食道楽が集う地。
道を歩くと観光客によく聞かれたフレーズが「自由軒の場所はどこですか?」を思い出す。
この自由軒、「自由軒のライスカレーはご飯にカレーがあんじょうまぶしてあるよって美味い」と言わしめた、もはや説明の必要もない大阪名物。

ある程度の道案内(と言っても職場の裏だが)をしたが、自分は行った事は無い。理由としては見た目の悪さ。
今こうして過去の事柄を思い出すと、一度位行っても良かったのかな…後悔の念に駆られる。

当時の職場では、主に販売業務。今と変わりはない。
取り扱っていたブランドは、ラルフローレンやナイキのエアマックス95もあるなど様々。所謂トレンド物が多かった。

中でも1995年に発売された”エアマックス95″は、当時、社会現象ともなっており記憶に残る。
当時定価1万5000円のスニーカーが最高値38万円での取引もあったとの記事もあり、このシューズを履いた少年たちが襲われる「エアマックス狩り」という物騒な流行語も生まれた。
今、エアマックス95を愛用している方々は、知る由も無い事なのかもしれないが。

当時の職場でもプライス価格が「39,800円」とあった様な気もするし、そもそも本物だったのだろうか…今では闇の中。世の中には知らない方が良いこともある(笑)。
多少のサイズが合わなくとも飛ぶ様に売れていたのが、ある意味”心霊スポット”以上に怖い思い出。

その後、ほぼ4年お世話になった会社を離れ福井に戻る事になるのだが、現在のブランドAKM(エイケイエム)や1piu1uguale3(ウノピゥウノウグァーレトレ)との出会いはまだ先の事となる。

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